こんにちわ。Umeです。
本日、近所の薬局でようやくトイレットペーパーを買う事が出来ました。デマ発生から直ぐに供給力について色々と情報は発信されていましたが実際に落ち着くまで10日程掛かった感じでしょうか。徐々に気温も上がってきたこともあり、花粉の辛さもヒートアップしそうです。マスク問題も早く解消出来ればいいですね。
さて、
今回は一連のトイレットペーパー騒動をWeb報道とTwitter投稿から調べてみました。2月27日から28日に掛けてのピーク時については以前書いた下記をご参考ください。
集計方法について
国内のWeb報道メディア、Twitter全量データを対象に集計しています。集計期間は報道される前も含め、2月23日~3月7日の2週間としました。キーワードは「トイレットペーパー」です。
時系列数量推移について
対象期間の時系列グラフになります。2月27日に報道されてから29日までがピークとなり3月に入ってから徐々に沈静化しています。
3月に入り報道量が増加していますが、それに反比例するようにツイート数が減少しているのは大変興味深いです。
今回の騒動過熱化は初期報道情報による影響が大きいのですがそれをまた沈静化したのも報道情報であるという…。面白いですね。報道による影響力は未だ健在といった感じです。
日別引用URLベスト1について
2月27日から3月7日まで、ツイート内で引用されたURLを調べてみました。同日で一番話題となった情報が確認出来ます。個人的には3月3日の丸富製紙さんのツイートがヒットですね。本ツイートは報道もされましたので、沈静化に対し大変効果があったと思われます。
・2月27日
・2月28日
・2月29日・3月1日
・3月2日
・3月3日
・3月4日
・3月5日
・3月6日 & 7日
本騒動のまとめ
Web情報量推移、並びに日別の引用URLのカウントから有事においては報道情報の影響力がとても強い、ということが分かります。1973年に起きたオイルショック影響によるトイレットペーパー騒動も始まりは当時の世界情勢から独り歩きした噂でした。1973年は千葉から始まり、2020年は熊本からです。情報化社会といわれ大分経ちますが、何も変わっていないことに驚きですね。
新聞雑誌、テレビなどオールドメディアの経済力弱化が著しいわけですがSNS等のデマ情報が横行する中、有事にこそ報道の力を発揮するチャンスがあると思いますし、その信頼が担保出来れば、消費者も見る目が変わると思うのですが…。
皆さんはどう思われますか?